【保存版】マンガ好き必見!安全に読める公式サイト&正規(公式)アプリ10選

【保存版】マンガ好き必見!安全に読める公式サイト&正規(公式)アプリ10選

「このマンガ、どこで読めるんだろう?」

そう思って検索したとき、たくさんのサイトが出てきて迷ったことはありませんか?

残念ながら、世の中には作者や出版社に無断でマンガをアップロードしている「海賊版サイト」と呼ばれる違法なサイトも存在します。そうしたサイトを利用してしまうと、作者さんの努力が報われないだけでなく、ご自身のスマホやPCがウイルスに感染する危険性もあります。

このブログ「マンガ読み場ナビ」は、「すべてのマンガファンに、安全かつ合法的に作品を楽しんでほしい」という強い思いから運営しています。

そこでこの記事では、【保存版】として、マンガファンなら絶対に知っておくべき、信頼できる「公式サイト」や「業界団体」を10個、厳選してご紹介します。これらのサイトを知っておけば、もう読む場所に迷うことはありません!

信頼できる!大手出版社公式サイト

まずは、私たちが愛するマンガを生み出している「生みの親」、出版社の公式サイトです。作品の最新情報や公式イベント、限定コンテンツなど、ファンなら見逃せない情報が満載です。ここで紹介する3社は、日本のマンガ界を牽引する代表的な出版社です。

1. 集英社

『ONE PIECE』『呪術廻戦』『【推しの子】』『SPY×FAMILY』など、数々の大ヒット作を生み出し続ける、言わずと知れたトップランナーです。「週刊少年ジャンプ」や「りぼん」「マーガレット」など、歴史ある雑誌を多数刊行しています。

公式サイトでは、新刊情報の確認はもちろん、「少年ジャンプ+」のような大人気マンガアプリの最新情報、アニメ化や映画化の速報、さらにはオリジナルグッズの通販まで、幅広く展開しています。作品の「今」を知るためには欠かせないサイトです。

2. 講談社

『進撃の巨人』『東京卍リベンジャーズ』『カードキャプターさくら』など、こちらも世代を超えて愛される名作を世に送り出しています。「週刊少年マガジン」や「なかよし」「BE・LOVE」など、少年誌から女性誌まで、非常に幅広いジャンルをカバーしているのが特徴です。

公式サイトは、作品情報だけでなく、講談社が主催する文学賞の情報や、電子書籍ストア「コミックDAYS」の案内も充実しています。特に「おもしろくて、ためになる」というスローガンの通り、マンガ以外の読み物コンテンツも豊富です。

3. 小学館

『名探偵コナン』『ドラえもん』『葬送のフリーレン』など、まさに国民的マンガを長きにわたって支え続ける出版社です。「週刊少年サンデー」や「ちゃお」「ビッグコミック」シリーズなど、児童向けから青年向けまで、強力なラインナップを誇ります。

公式サイトでは、作品情報のほか、大人気マンガアプリ「マンガワン」の情報や、雑誌の最新号の目次などを詳しくチェックできます。また、図鑑や学習雑誌にも強いため、お子様向けのコンテンツを探す際にも非常に信頼できるサイトです。

おすすめ!正規(公式)マンガ配信サービス

「じゃあ、具体的にどこで電子書籍を買えばいいの?」という疑問にお答えします。このブログでも様々なサービスを紹介していますが、ここでは特に信頼性が高く、大規模な正規配信サービスの代表例を2つご紹介します。

4. ebookjapan (イーブックジャパン)

ヤフー株式会社(LINEヤフー)が運営する、国内最大級の電子書籍ストアです。特にマンガのラインナップに強く、背表紙を並べて管理できる「本棚機能」は、紙の単行本を集めていた方にも馴染みやすいと評判です。

Yahoo! JAPAN IDでログインでき、PayPayでの支払いでお得になるキャンペーンも頻繁に開催されています。初回ログインで割引クーポンがもらえるなど、初めて電子書籍を買う方にも優しいサービスです。

5. コミックシーモア

NTTソルマーレ株式会社が運営する、こちらも非常に歴史の長い老舗の電子書籍ストアです。取り扱い冊数は100万冊を超え、コミックシーモアでしか読めない「オリジナル作品」や「先行配信」が非常に充実しているのが強みです。

「読み放題」プランや「レンタル」など、購入以外の楽しみ方も提供しており、自分の読書スタイルに合わせてお得に利用できます。テレビCMでもお馴染みで、安心して使えるサービスの一つです。

知っておきたい!マンガの著作権と業界団体

ここからは、あなたのマンガライフを「安全」にするために、ぜひ知っておいてほしい機関や団体のサイトです。少し堅苦しく感じるかもしれませんが、「信頼できるサイト」を見分けるための重要な知識です。

6. ABJ(一般社団法人電子出版制作・流通協議会)

ABJマークとは?

電子書籍ストアやマンガアプリを見ていると、「ABJマーク」というロゴを見たことはありませんか?

これは、「このサイト(アプリ)は、出版社や作者さんから『配信してOKですよ』と正式に許可(許諾)を得ている正規配信サービスです」ということを示す、信頼の証です。

ABJマーク

なぜABJマークが重要なのか?

私たちが普段使っているebookjapanやコミックシーモアなど、優良なサービスのほとんどすべてに、このマークが表示されています。逆に言えば、このマークが見当たらないサイトは、「もしかしたら違法な海賊版サイトかもしれない」と疑うきっかけになります。

ABJの公式サイトでは、このマークの意味や、正規配信サービスの一覧(ホワイトリスト)を確認することができます。「このサイト、大丈夫かな?」と不安に思ったら、まずはこのサイトをチェックするクセをつけると万全です。

7. 文化庁

「文化庁」は、文部科学省の外局であり、日本の文化行政を担う国の機関です。そして、マンガやアニメ、音楽、小説などの「著作権」を管轄している、まさに「ルールの元締め」とも言える場所です。

「著作権」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、これは「作者さんが一生懸命作った作品を、他人が勝手に使ったり、タダで配ったりしてはいけませんよ」という、クリエイターを守るための大切な権利です。

文化庁のサイトには、著作権の基本的なルールや、なぜ海賊版がダメなのかが、非常に分かりやすく解説されています。私たち読者が正しい知識を持つことが、大好きなマンガ文化を守ることにつながります。

8. 一般社団法人日本書籍出版協会 (JBPA)

こちらは、集英社や講談社、小学館をはじめとする、日本の多くの出版社が加盟している業界団体です。「書協(しょきょう)」と呼ばれることもあります。

主な活動内容は、読書を推進するキャンペーンを行ったり、出版業界全体が発展するようにサポートしたりすることです。そして、私たち読者にとっても重要な活動が「海賊版対策」です。

JBPAのサイトでは、どのような海賊版対策が行われているかや、出版物に関する様々な統計データなどを見ることができます。出版業界の「公式な声」を知ることができる、非常に権威あるサイトです。

業界の最新情報をチェックできるサイト

最後は、マンガ業界の「今」を知るために役立つ、信頼できる情報源を2つご紹介します。

9. コミックナタリー

「コミックナタリー」は、株式会社ナターシャが運営する、マンガに特化したニュースメディアです。マンガ好きなら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

このサイトの強みは、なんといっても「情報の速さと正確性」です。新作マンガの連載開始、アニメ化・映画化の決定、作者のインタビュー、イベントレポートなど、マンガに関するあらゆるニュースが、どこよりも早く、かつ公式情報に基づいて掲載されます。

玉石混交のネットニュースの中で、コミックナタリーの情報は非常に信頼性が高いです。気になる作品の最新情報を追うなら、まずここをチェックするのがおすすめです。

10. 国立国会図書館

「国立国会図書館」は、その名の通り、日本の国会に附属する唯一の国立図書館です。日本国内で発行されたすべての出版物を収集・保存することが法律で義務付けられています。

つまり、大昔の文献から最新のマンガの単行本まで、日本で発行された「本」は(原則として)すべてここに集められています。これ以上に「権威」のある「本の保管場所」は、日本に存在しません。

私たちが直接訪れる機会は少ないかもしれませんが、「あのマンガ、いつ第1巻が出たんだろう?」といった正確な書誌情報を調べる際に、国立国会図書館のオンライン検索(NDL ONLINE)は最強のツールとなります。まさに「本の最終防衛線」とも言える重要な機関です。

まとめ:正しい知識で、もっと豊かにマンガを楽しもう!

今回は、マンガファンなら知っておきたい、信頼できる10個の公式サイトや機関をご紹介しました。

  1. 集英社(出版社の代表)
  2. 講談社(出版社の代表)
  3. 小学館(出版社の代表)
  4. ebookjapan(正規配信サービスの代表)
  5. コミックシーモア(正規配信サービスの代表)
  6. ABJ(「安全の証」マークの管理団体)
  7. 文化庁(「著作権」の公的機関)
  8. 日本書籍出版協会(出版業界の公式団体)
  9. コミックナタリー(信頼できるマンガニュース)
  10. 国立国会図書館(日本最大の「本の砦」)

これらのサイトの存在を知っているだけで、「どこで情報を得ればいいか」「どのサイトを信頼すればいいか」が明確になります。

大好きなマンガ文化をこれからも応援し、私たち自身も安全に楽しむために、ぜひこれらの「本物の」情報を活用していきましょう!

マンガ読み場ナビ 編集部一同